EV・電動モビリティ
【EV・電動モビリティシリーズ】新しい制御回路を設計するためのモータ制御の基礎
より高機能、高効率なモータ制御システムを扱う技術者は、制御に関連する応用技術が必要になるため、基礎技術の習得のみでなく、高度な制御技術の習得が求められます。これらの高度な制御技術の習得は、基本的な基礎技術を習得した上で、高度な制御技術や電子制御システムを構築するための技術を体系的に学ぶことにより、より早く実践的な技術力を付けることができます。
本講座は、モータや制御システムの基礎知識を学習した後、より高度な制御技術を学習するための「復習と準備」をするためのものです。ここでは基礎技術を復習しながら、実際に高度なモータ制御を行う上で必要となる実践的な回路設計に関する知識や制御システムを安定に動作するための手法や検証方法、オペアンプなどを用いた具体的な電子回路の構築法など、制御システムを構築するのに必要なポイントとなる技術を学習できます。
これにより基礎技術と高度な技術を結びつけるためのポイントをおさえることができ、より高度な制御技術を習得するのに役立ちます。

Web講義、添削問題(Webテスト1回)
※質問票・質問機能はついておりません。
※教材イメージ等は、実際の教材と異なる場合がございます。
| 科目 | 主な学習内容 |
|---|---|
| 1.実用電気回路を制して新しい回路を創造する | キルヒホッフ則や鳳-テブナンの定理をはじめ、モータ制御回路を構築したり解析を行うために利用する電気回路の計算手法、定常状態と過渡現象の考え方、共振の考え方、モータを効率良く駆動するための電力や力率改善法など実用的な電気回路の計算手法を解説する。 |
| 2.電子デバイスを操れる者が電子回路を制す | 壊れない電子回路を構築するためのパワーデバイスの使い方、MOSFETの特性やリンギングの抑制法、スイッチング制御における問題点や解決法を解説する。また、センサ信号などのアナログ信号を増幅するオペアンプ回路や比較を行うコンパレータ回路について、より実用的な回路構成などを解説する。 |
| 3.制御を駆使して不可能を可能にする | フィードバック制御系を中心にPD制御、PI制御、PID制御の電気的特性やパラメータの決定法、電気要素と機械要素の表現の違いなど、電気を専門とする方や機械を専門とする方に対してもわかりやすく解説する。また制御システムの特性や安定性を評価するボード線図やナイキスト線図、3次系システムの動特性について示す。また2慣性システムや3慣性システムのブロック図の表現についても解説する。 |
■ 通信教育(Webテスト)
<PC>
<スマートフォン/タブレット>
推奨しておりません。
■ eラーニング
<PC>
※1 タブレット用のUI(キーボードを取り外したときのUI)でのご利用は推奨動作環境対象外です。キーボードを取り付けてご利用ください。
※2 Windows10 Enterprise版またはEducation版をご利用の場合、管理者側の設定によって、使用できるWindowsの機能に制限がかかります。そのため、そのWindows上の制限により当社製品が動作しない可能性がありますので、ご注意ください。
<スマートフォン/タブレット>
※2026年4月より開講。
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※本講座は、(株)コガクとの提携講座です。
※教材構成、カリキュラム、受講料等は予告なく変更する場合がございます。