エンジニア
新人技術者が企業の中核を担う存在となるうえで必要な幅広い基盤を身に着けられるように選び抜いたカリキュラムとなっておりますので、試験結果を踏まえての弱点の補強や知識の定着はもちろんのこと、新入社員の配属前の基礎教育にもご活用頂けます。
貴重な理系人材を効果的に教育し、戦略的に活かすため、ぜひお役立て下さい。

テキスト(1冊)、Webコンテンツ、添削問題(Webテスト1回)
※質問票・質問機能はついておりません。
※教材イメージ等は、実際の教材と異なる場合がございます。
| 科目 | 主な学習内容 |
|---|---|
| 1. システム構成 コンピュータシステムはさまざまなソフトウェアで構成されていますが、通常、必ずしも全容を理解しなくても開発、運用できます。 しかし、特に組込みシステムの開発では、目的や条件に合わせて最適なシステム構成を工夫する必要があります。「システム構成」に関する知識は、最適なシステムの構築に役立ちます。 本コースでシステムのさまざまなソフトウェア構成について学習するとともに、関連する用語などの知識を身につけて下さい。 |
■オペレーティングシステム(多くのシステムで搭載) ・OSの種類(Windows/Linux/ITRONなど) ・OSの構成(カーネル/ミドルウェアなど) ・記憶管理(ヒープ、仮想記憶など) ・タスク管理(状態遷移、スケジューラなど) ■リアルタイムシステム(組込み特有、ハードリアルタイム) ・イベント(イベントドリブン) ・システムコール(トラップなど) ・優先度(プリエンプションなど) ・割込みハンドラ(コンテキストなど) ■ソフトウェア部品(部品として選択可能) ・関数ライブラリ(開発効率向上) ・ミドルウェア(汎用機能の提供) ・カーネル(OSによる機能提供) ・デバイスドライバ(タスクと割込み) ■ファイルシステム(外部記憶の利用) ・ディレクトリ管理(ルートディレクトリ) ・ファイル管理(クラスタ、セクタなど) ・FAT(アロケーションテーブル) ・ファイル編成(シーケンシャルアクセスなど) |
| 2. システム開発 コンピュータシステムの開発ではプロジェクトの進め方が重要で、開発担当者は開発手法やツールを適切に選択する必要があります。ハードウェアやOS/ソフトウェアの進化が進む中で、最適な方法を選択するためには「システム開発」に関する知識が不可欠です。 本コースでは、システム開発に関して標準手法から新方式までを学習していきます。そして、関連する用語などの知識も身につけて下さい。 |
■開発管理(開発プロセス管理の基本) ・PERT(日程計画) ・従来型開発手法(ウォータフォールなど) ・反復型開発(アジャイル、XPなど) ・レビュー(デザインレビュー、ウォークスルーなど) ■開発ツール(開発の各工程で使用) ・言語処理ツール(アセンブラ/コンパイラ/リンカなど) ・IDE(統合開発環境) ・ICE(JTAG、インサーキットエミュレータ) ・デバッガ(ブレークポイントなど) ■開発工程(ソフトウェアの標準的開発工程) ・要件定義(分析/定義) ・設計(方式/詳細) ・製造(ソースコード) ・テスト(V字モデル、単体/結合) ■オブジェクト指向開発(新しい考え方) ・オブジェクト指向の考え方(カプセル化、継承、ポリモーフィズムなど) ・モデリング(表記法の統一) ・UML(構造図、振る舞い図) ・リファクタリング(内部構造の再構築) |
| 3. ネットワークとマルチメディア 現在多くのコンピュータシステムがネットワークを介してつながり、マルチメディアの活用が当たり前となっています。インターネットにおけるセキュリティの問題が社会問題となることも多くあります。 本コースでは、いまや技術者に常識として求められるネットワークとマルチメディアに関して学習していきます。関連する用語などの知識も含め、身につけて下さい。 |
■ネットワークの基礎(基本概念、用語) ・OSIモデル(物理層~アプリケーション層) ・LAN関連装置(ハブ/ルータ/スイッチ/無線LANなど) ・IP(IPアドレスなど) ・TCP(ポート番号など) ■インターネット(主なインターネット上アプリケーション) ・電子メール(SMTP/POP3など) ・Web(HTTP、URLなど) ・ファイル転送(FTPなど) ・ネット機器管理(SNMPなど) ■マルチメディア(高速ディジタルネットワークに支えられた大容量通信) ・音声(PCM、サンプリング) ・静止画(JPEGなど) ・動画(MPEGなど) ・圧縮(ZIP、LZHなど) ■セキュリティ(ネットワーク社会の大前提) ・暗号化(公開鍵/秘密鍵) ・認証(ディジタル署名) ・セキュリティ対策(ウィルス、脆弱性) ・コピーガード(視聴制限のしくみなど) |
■ 通信教育(Webテスト)
<PC>
<スマートフォン/タブレット>
推奨しておりません。
■ eラーニング
<PC>
※1 タブレット用のUI(キーボードを取り外したときのUI)でのご利用は推奨動作環境対象外です。キーボードを取り付けてご利用ください。
※2 Windows10 Enterprise版またはEducation版をご利用の場合、管理者側の設定によって、使用できるWindowsの機能に制限がかかります。そのため、そのWindows上の制限により当社製品が動作しない可能性がありますので、ご注意ください。
<スマートフォン/タブレット>
※2026年4月より開講。
※質問票・質問機能はついておりません。
※本講座は、(株)コガクとの提携講座です。
※教材構成、カリキュラム、受講料等は予告なく変更する場合がございます。